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カモシ釣り/ヒラマサ

ヒラマサ

時期:5月~12月くらい

カモシ釣りとは、勝浦沖に伝わる伝統釣法のこと。特徴的なのは、使用するコマセを入れるものが、コマセカゴではなく、袋(通称;カモシ袋)を使うところです。これは、コマセ(サンマのミンチを水で溶いたコマセ)をタナまで落とし込むことが可能で、しかもしっかりタナでコマセを振り出せる合理的なものです。これにより、コマセの煙幕がタナに撒かれ、魚を寄せることができる釣法です。

道糸は伸縮性のあるナイロンが定番ですが、最近はPE6号位でもOKです。天秤は誘導天秤を使用。これは魚が掛かった時に、天秤が邪魔にならないためのものです。重りは100号を使用。竿はオモリ100号が使用できるもので、最近はカモシ釣り用の竿も出ています。リールは中型同軸リールで、ドラグ調整が簡単に出来るものがベスト。

最近は電動リールを使用する方も増えています。コマセはサンマのミンチ、付けエサにはサンマの輪切りにしたものをひっくり返して使用します。詳細はお問い合わせください。

竿の振り方も豪快で、大きく振り出さないとコマセが出ていかないのが特徴です。
カモシ釣りの代名詞となっているヒラマサ。中には20㎏、30㎏オーバーのヒラマサが出現することも。また、コマセに付いたヒラマサはバタバタと入れ食いなんてこともしばしばあります。ヒラマサが掛かった瞬間、海に突き刺さった竿先を見ると、興奮MAX。
その瞬間から、力と力の駆け引きが始まります。その駆け引きが釣り人を夢中にしてしまうのです。一度体験したら、やみつき。ぜひ体験してみてください。